巡回展 波のした、土のうえ in 新潟

2017/04/12 - activity

小森はるか+瀬尾夏美

巡回展 波のした、土のうえ in 新潟

Komori Haruka + Seo Natsumi

Traveling Exhibition
’’under the wave, on the ground’’ in NIIGATA

会期:2017年4月29日(土)~5月21日(日)

休館日:月曜日、5/9振替休

時間:9:00 – 21:00

展示会場:砂丘館ギャラリー(蔵)

住所:〒951-8104 新潟市中央区西大畑町5218-1

入場料無料(一部イベントは有料)

砂丘館web:http://www.sakyukan.jp/

 

お問い合わせ

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砂丘館(指定管理者:新潟絵屋・新潟ビルサービス)

TEL/FAX:025-222-2676 Mail:sakyukan@bz03.plala.or.jp

休館日:月曜日

 

アクセス

砂丘館はどっぺり坂の上にあります。
■ 会sakyukanmap_2016場には駐車場がありません。また、周辺の道路は駐車禁止です。公共交通機関をご利用ください。

■ 新潟駅からのバス:浜浦町線C2系統または 観光循環バス乗車、バス停「西大畑坂上」下車徒歩1分
■ 新潟市西堀地下駐車場をご利用の方は、駐車券掲示にて1時間分の無料券を差し上げます。

 

 

 

 


巡回展「波のした、土のうえ」概要  

大津波から6年が経ちました。津波に洗われた東北の沿岸部にあったように、どこに暮らす人にも、きっと同じように6年という時間があったと思います。

私たちは、東京の学生だった2011年4月に初めて東北の沿岸部を訪れ、土地の人たちに助けられていく体験を通して、「ここで暮らしている人たちの声をどこかに届けたい」と考えるようになりました。そこで、時間や距離を越えて声を届けるひとつの方法として、「記録」に向き合いはじめます。 2012年春には岩手県沿岸南部に位置する陸前高田市に拠点を移し、その土地で暮らすことを選びました。私たちはただただ、形を変えていく風景を目の当たりにしながら、陸前高田の人たちに話を聞かせてもらいながら、そこにある日々のかたわらに身を置き続けました。私たちの作品は、その土地と、その土地に生きる人たちの声を拾おうとする一連の行為の集積と言えるかもしれません。私たちは、それらが土地の「記録」の一部となることを願い、また、声を届ける「表現」のひとつの形となるように、と考えています。

本巡回展は2014年冬に発表した「波のした、土のうえ」という作品群の展示を軸とし、それ以後から現在までの復興工事のさなかの風景を歩くなかで、時にはこれからを想像しながら、それぞれの巡回先であたらしい構成をつくり発表を重ねていくものです。そして同時に、訪れる土地で出会えるであろう人たちとの対話を願っています。

大津波に洗われた陸前高田に経過した時間と同じように、他の土地に流れた時間もまた、あの時誰もが予想したどれとも違うものであったでしょう。声を届けながら、声を受け取っていく。巡回の過程を通して、私たちの展覧会は有機的な運動をともない、更新されていきます。
大津波から7年目のある日に、あなたと出会えることを、たのしみにしています。

2017年4月 小森はるか+瀬尾夏美

 


会期中イベント

参加費各500円 申込不要、直接会場へ

会場:砂丘館ギャラリー(蔵)または和室

◾︎小森+瀬尾によるギャラリーツアー

2017年4月29日(土)14:00-15:00

 

◾︎トークイベント

2017年4月30日(日)14:00-16:00 

ゲスト:北野 央さん(仙台市市民文化事業団 主事)、

山崎麻里子さん(公益社団法人中越防災安全推進機構マネージャー)

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北野 央 (きたの・ひさし)

1980年北海道札幌市生まれ。仙台市市民文化事業団 主事。2011〜2017年まで、せんだいメディアテークが実施する東日本大震災の市民参加型アーカイブ事業「3がつ11にちをわすれないためにセンター」など、地域文化の記録活動のサポートと利活用の場づくりを主に担当する。

 

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山崎麻里子 (やまざき・まりこ)

1978年新潟県長岡市出身。2004年社団法人北陸建設弘済会,2008年NPO法人中越防災フロンティアを経て,2010年,(公社)中越防災安全推進機構に入社。2011年10月にオープンした「中越メモリアル回廊」の拠点施設「長岡震災アーカイブセンターきおくみらい」を担当。震災アーカイブ・伝承活動を行う。

 

 

◾︎アーティストトーク

2017年5月6日(土)14:00-15:30

登壇者:小森はるか+瀬尾夏美 聞き手:大倉 宏(砂丘館館長)

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photo 榎本千賀子

大倉 宏 (おおくら・ひろし)

美術評論家。砂丘館館長、新潟絵屋代表。1957年新潟県生まれ。85~97年新潟市美術館に学芸員として勤務後、フリーとなり、新潟を拠点に美術評論を行う。著書に『東京ノイズ』(アートヴィレッジ)、共著に『越佐の埋み火』(新潟日報事業社)、編集・構成に『洲之内徹の風景』(春秋社)。新潟大学、長岡造形大学講師。

 

 

◾︎トークイベント

2017年5月20日(土)15:00-17:00 

ゲスト:小林 茂さん(映画監督)、

旗野秀人さん(新潟水俣病安田患者の会事務局長)

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photo 橋本紘二

小林 茂 (こばやし・しげる)

1954年新潟県南蒲原郡下田村生まれ。映画監督。足尾鉱毒、ハンセン病や水俣病患者救援活動に関わる。柳澤寿男監督の助監督のあと『阿賀に生きる』で日本映画撮影監督協会第1回JSC賞、監督作品『わたしの季節』で文化庁映画大賞などを受賞。最新作『風の波紋』が公開中。著書に『雪国の幻灯会へようこそ』(岩波書店)など多数。現在、長岡市在住。透析歴10年。和光大学教授。

 

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旗野秀人 (はたの・ひでと)

1950年阿賀野市(旧安田町)生まれ。71年より家業の大工を継ぎながら、新潟水俣病未認定患者の運動に取り組む。水俣、阿賀、渡良瀬、草倉のお地蔵さんを建立。水俣病問題を文化運動として展開し、今日に至る。新潟水俣病安田患者の会事務局長、冥土のみやげ企画。ドキュメンタリー映画「阿賀に生きる」製作発起人、(株)旗野住研取締役社長。

 

◾︎てつがくカフェ 朗読会『二重のまち』

2017年5月21日(日)14:00-16:30

ファシリテーター:八木まどかさん

瀬尾夏美の作品『二重のまち』の朗読会のあと、対話の場・シネマてつがくカフェを開きます。休憩時にはお飲物、お菓子をご用意しております。

*てつがくカフェとは?
わたしたちが通常当たり前だと思っている事柄からいったん身を引き離し、「そもそもそれって何なのか」といった問いを投げかけ、「対話」をとおして自分自身の考えを逞しくすることの難しさや楽しさを体験していただこうとするものです。

*『二重のまち』とは?
瀬尾夏美によるテキスト。副題に「2031年、どこかで誰かが見るかもしれない風景」とあり、かさ上げや高台造成などでつくられた“あたらしいまち”と、はるか地の底となった“かつてのまち”を行き来しながら暮らしを紡ぐ人びとの姿が描かれています。

八木まどか

八木まどか (やぎ・まどか)

1990年生まれ、群馬県前橋市出身。東北大学大学院修了。2012年からてつがくカフェ@せんだいのスタッフとして、進行役などを務める。現在は会社員をしながら、関西でてつがくカフェを開く。

 


主催:砂丘館

共催:小森はるか+瀬尾夏美

デザイン:伊藤裕

ロゴデザイン:浅田大輔

助成:公益財団法人朝日新聞文化財団

協力:一般社団法人NOOK、せんだいメディアテーク3がつ11にちをわすれないためにセンター、てつがくカフェ@せんだい

感謝:阿部裕美さん、鈴木正春さん、紺野勝代さん、陸前高田のちっちゃな花菜(はな)畑のみなさま、陸前高田災害FM、佐々木農機、食堂かもん、大坂写真館、陸前高田のみなさま、住田町のみなさま


これまでの巡回地
第1回 2015.4.25-5.5 岩手県陸前高田市(喫茶 風)
第2回 2015.8.23-9.13 岩手県盛岡市(Cyg art gallery)
第3回 2016.1.9-1.31 兵庫県神戸市(KIITO)
第4回 2016.1.26-2.7 宮城県仙台市(Gallery TURNAROUND)
第5回 2016.2.20-3.6 福島県福島市(ギャラリー・オフグリッド)
第6回 2016.7.8-7.31 東京都千代田区御茶ノ水(ギャラリー蔵)
第7回 2017.1.8-1.18 兵庫県尼崎市(水堂須佐男神社)

 

<関連情報>

ドキュメンタリー映画「息の跡」(小森はるか)

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シネ・ウィンドで公開

http://ikinoato.com/theater/
上映期間:5月20日~6月2日
5/20(土)10:00の回終了後、小森舞台挨拶
会場・問合せ先:新潟・市民映画館 シネ・ウインド 025-243-5530

https://www.cinewind.com/