新・今日の作家展2017「キオクのかたち/キロクのかたち」

2017/09/15 - activity

WEB:http://ycag.yafjp.org/our_exhibition/new-artists-today-2017/

出品作家:久保ガエタン、小森はるか+瀬尾夏美、是恒さくら、笹岡啓子

主催:横浜市民ギャラリー(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団/西田装美株式会社 共同事業体)

助成:芸術文化振興基金

協力:児玉画廊、認定NPO法人黄金町エリアマネジメントセンター、石巻工房

協賛:アサヒビール株式会社

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「新・今日の作家展」は横浜市民ギャラリーが開館した1964年から開催してきた年次の現代美術展「今日の作家展」(〜2006年)の名を冠し、昨年より再始動した現代美術の動向を紹介する展覧会です。

本年は「キオクのかたち/キロクのかたち」をテーマに、土地や歴史の調査、人々へのインタビューなど、自己の外部にあるもの・過去の事物との接触を制作過程に取り入れて作品を発表する作家を紹介します。失われてしまったものや時を経て変化したものの記録、人々の中に息づく記憶が、作家というフィルターを通して作品へとかたちを結びます。また、その作品が新たな記録の役割をも担っていきます。

自身のルーツや常識外の現象などへの関心を掘り下げ、多角的に調査しインスタレーションをおこなう久保ガエタン(1988年生まれ)。2012年より陸前高田、2015年から仙台を拠点とし、現地を中心に人々にインタビューを行い制作する映像作家の小森はるか(1989年生まれ)と画家の瀬尾夏美(1988年生まれ)。各地の捕鯨文化や狩猟・漁労文化についてオーラルヒストリーを収集し手工芸やリトルプレスのかたちで発表する是恒さくら(1986年生まれ)。出身地の広島について考察した写真の発表、東日本大震災の被災地を含む日本各地での撮影を通じ、災害から復興を遂げる場所に向き合ってきた写真家の笹岡啓子(1978年生まれ)。

記憶・記録へのまなざしは様々です。彼らの作品に触れることは、“いま”や“わたしたち”を見つめ直す契機となることでしょう。
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<会期中イベント>
*是恒さくらパフォーマンス“『ありふれたくじら』を読む”
9月23日(土・祝)、24日(日)13:00~13:30
会場|展示室B1

*クロストーク「継承のかたち」
小森はるか+瀬尾夏美×山本唯人(青山学院女子短期大学助教、社会学・空襲研究)
9月23日(土・祝)14:30~16:00
会場|4階アトリエ

*対談「1,2,3,太陽!」
久保ガエタン×山川冬樹(現代美術家、ホーメイ歌手)
9月24日(日)14:30~16:00
会場|4階アトリエ

*クロストーク「爆心地の写真」
笹岡啓子×倉石信乃(明治大学教授、写真史)× 小原真史(映像作家、キュレーター)
10月1日(日)14:30~16:00
会場|4階アトリエ

*学芸員によるギャラリートーク
9月30日(土)14:00~14:30
会場|展示室1,B1