巡回展「波のした、土のうえ」in神戸

2016/01/02 - activity

<時間訂正のお詫び>

◾︎トークイベントの時刻が間違っておりました。

2016年1月30日(土)17:00-19:00 →15:00-17:00が正しい時間です!大変失礼いたしました。

登壇者:鷲田清一さん、小森+瀬尾

司会:久保田テツさん

 

小森はるか+瀬尾夏美

巡回展 波のした、土のうえ in 神戸

Komori Haruka + Seo Natsumi

Traveling Exhibition
’’under the wave, on the ground’’ in Kobe

 

会期:2016年1月9日(土)- 1月31日(日)

※1/12(火)、1/18(月)、1/25(月)は休館日

時間:11:00 – 19:00

会場:デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO) 2F ギャラリーC

入場料:無料(一部イベント有料)

 

会場サイト:http://kiito.jp/

住所:〒651-0082 兵庫県神戸市中央区小野浜町1-4

問い合わせ先:(KIITO)

TEL 078-325-2235 / FAX:078-325-2230 / MAIL:info@kiito.jp

WEB:http://kiito.jp/

巡回展サイト:http://komori-seo.main.jp/namitsuchi


共催:デザイン・クリエイティブセンター神戸、小森はるか+瀬尾夏美

デザイン:浅田大輔

展示設営:酒井耕

記録:細谷修平

助成:公益財団法人朝日新聞文化財団、企業メセナ協議会GBfund、公益財団法人野村財団

協力:趙純恵、一般社団法人NOOK、せんだいメディアテーク3がつ11にちをわすれないためにセンター、てつがくカフェ@せんだい

感謝:阿部裕美さん、鈴木正春さん、紺野勝代さん、陸前高田のちっちゃな花菜(はな)畑のみなさま、陸前高田災害FM、佐々木農機、食堂かもん、大坂写真館、佐藤たね屋、陸前高田のみなさま、住田町のみなさま

 

 

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巡回展「波のした、土のうえ」概要

大津波からもうすぐ5年が経ちます。津波に洗われた東北の沿岸部にも、東京にも関西にも九州にも、どこに暮らす人にも、きっと同じように5年という時間があったと思います。

私たちは東京の学生だった2011年4月に初めて東北の沿岸部を訪れ、地域の人たちに助けられていく体験を通して、「ここで生きている人たちの声を誰かに届けたい」と考えるようになりました。そこで、時間や距離を越えて声を届けるひとつの方法として、「記録」に向き合い始めます。 2012年春には岩手県沿岸南部に位置する陸前高田市に拠点を移し、その土地で暮らすことを選びました。

私たちはただただ、日々変わっていく風景を目の当たりにしながら、陸前高田の人たちに話を聞かせてもらいながら、およそ5年間の移り変わりのかたわらに身を置き続けました。私たちの作品は、この土地と、この土地に生きる人たちの声を拾おうとする一連の行為の集積と言えるかもしれません。同時にそれらが土地の記録の一部となり、声を届ける媒体になろうとする「表現」のひとつの形になるように、と考えています。

本巡回展は2014年冬に発表した「波のした、土のうえ」という作品群の展示を軸とするとともに、訪れる土地で出会う人たちとの対話を目的としています。大津波に洗われた陸前高田に経過した時間と同じように、他の土地に流れた時間もまた、あの時誰かが予想したどれとも違うものだったのだろうと思います。声を届けながら、声を受け取っていく。巡回の過程を通して、私たちの展覧会は有機的な運動をともない、更新されていきます。

大津波から5年目のある日に、ここ、神戸で、あなたと出会えることをたのしみにしています。

 

2015年1月 小森はるか+瀬尾夏美

 

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関連イベント情報

イベントのお申し込みはKIITOウェブサイトにて要申込

参加費各500円

定員各30名(先着順)

 

◾︎トークイベント

2016年1月9日(土)14:00-16:00 終了しました

登壇者:酒井耕さん、濱口竜介さん、小森+瀬尾

司会:清水チナツさん

酒井さん酒井耕 Sakai Kou

1979年長野県生まれ。映画監督。東京農業大学在学中に自主制作映画を手掛け、卒業後、社会人として働いた後、2005年に東京藝術大学大学院映像研究科監督領域に入学。黒沢清、北野武らに師事し、在学中に長編『ホーム スイート ホーム』、修了制作『creep』(2007年)などを制作。2011年東日本大震災後、濱口竜介氏と共同で東北記録映画三部作『なみのおと』『なみのこえ』『うたうひと』を監督。現在は、仙台で民話の記録活動を続けるほか、地域の映像アーカイブ活動に関わっている。

 

濱口さん濱口竜介 Hamaguchi Ryusuke

1978年神奈川県生まれ。映画監督。2008年、東京藝術大学大学院映像研究科の修了制作『PASSION』がサン・セバスチャン国際映画祭や東京フィルメックスに出品され高い評価を得る。東日本大震災の被災者へのインタヴューから成る『なみのおと』『なみのこえ』、東北地方の民話の記録『うたうひと』(2011〜 2013/共同監督:酒井耕)、4時間を越える長編『親密さ』(2012)を監督するなど、地域やジャンルをまたいだ精力的な制作活動を続けている。最新作『ハッピーアワー』は第68回ロカルノ国際映画祭最優秀女優賞受賞をはじめ、海外映画祭で高い評価を得ている。

清水さん清水チナツ Shimizu Chinatsu

1983年福岡県北九州生まれ。せんだいメディアテーク学芸員。大学卒業後、NPO法人Art Institute Kitakyushuに所属し、地元作家の展覧会の企画運営を行う。その後、インディペンデントキュレーター遠藤水城とともにインドネシアのアートシーン調査、CREAMヨコハマ国際映像祭アシスタントキュレーター、東京・神保町「路地と人」運営メンバーを経て、現職。メディアテークでは、市民(在野の学習者)とともに展覧会企画制作/メディアセンター運営/フリーペーパーや書籍の編集/対話の場づくり/伝承民話の記録活動にとりくんでいる。NPO remoメンバー。

 

◾︎トークイベント

2016年1月15日(金)19:00-21:00 終了しました

登壇者:高森順子さん、田中範子さん、小森+瀬尾

高森さん高森順子 Takamori Junko

1984年神戸出身。2010年より手記集制作を行う「阪神大震災を記録しつづける会」事務局長。2011年より3年間「人と防災未来センター」において震災資料を収集、保存、展示する実務を担当。現在、大阪大学大学院博士後期課程に在籍し、災害伝承に関するフィールドワークを継続している。専門はグループ・ダイナミックス。

 

tanaka2015田中範子 Tanaka Noriko

1969年堺市出身。神戸映画資料館支配人、一般社団法人神戸映画保存ネットワーク理事。映画祭スタッフ、映写技師等を経て、2007年より現職。2014年、資料館館長の安井喜雄とともに、神戸映画保存ネットワークを設立し、所蔵フィルムの調査と活用に取り組む。

 

 

◾︎トークイベント

2016年1月16日(土)17:00-19:00 終了しました

登壇者:阿部裕美さん、金千秋さん、小森+瀬尾

阿部さん阿部裕美 Abe Hiromi

1967年陸前高田市高田町生まれ。震災前は夫とともに和食「味彩」を営業。震災後は陸前高田災害FMパーソナリティとして活動。地元に寄り添った丁寧な取材と言葉選びで多数の人気番組を生み出し、地元のみならず、全国にファンをつくる。現在は災害公営住宅にて、コミュニティづくりのお手伝いをしている。

 

金さん金千秋 Kim Chiaki

FMわぃわぃ総合プロデューサー。祖母の代からの神戸っ子。神戸には地震は来ないと言われ育ったが95年の震災で須磨区自宅・店舗も全壊。震災後2週間で放送を開始した在日コリアンコミュニティの安否確認ツールFMヨボセヨに参加。その後「たかとり救援基地」でのベトナム人への情報発信FMユーメンと合流し被災市民からの発信「FMわぃわぃ」へと移行する中に身を置き、「まち」とは何かを見つめ続ける20年を過ごした。

 

◾︎トークイベント

2016年1月30日(土)17:00-19:00 →15:00-17:00が正しい時間です!大変失礼いたしました。

登壇者:鷲田清一さん、小森+瀬尾

司会:久保田テツさん

鷲田さん鷲田清一 Washida Kiyokazu

1949年生まれ。哲学者、せんだいメディアテーク館長、京都市立芸術大学学長。京都大学文学部卒業、同大学院修了。大阪大学教授・総長などを経て、現職。これまで哲学の視点から、身体、他者、言葉、教育、アート、ケアなどを論じるとともに、さまざまな社会・文化批評をおこなってきた。主な著書に、 『モードの迷宮』(ちくま学芸文庫、 サントリー学芸賞)、『「聴く」ことの力』(ちくま学芸文庫、桑原武夫学芸賞)、『「ぐずぐず」の理由』(角川選書、読売文学賞)、『しんがりの思想』 (角川新書)など多数。現在「折々のことば」(朝日新聞)連載中。

久保田さん久保田テツ Kubota Tetsu

京都生まれ。大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)特任准教授。1995年よりシンクタンク勤務し、アートプロジェクトのメセナ事業運営に携わる。2005年度より現職。主にメディアとコミュニケーションに関する教育研究、映像ドキュメンテーション実践、アートを軸とした社学連携事業などに取り組む。最近では小中学校における映画ワークショップなども実施。NPO remo[特定非営利活動法人 記録と表現とメディアのための組織]代表理事。

 

■シネマてつがくカフェ「波のした、土のうえ」

2016年1月24日(日)13:00-17:30

ファシリテーター:西村高宏さん
ファシリテーショングラフィック:近田真美子さん

小森+瀬尾作品「波のした、土のうえ」をみなさんとともに鑑賞したあと、対話の場・シネマてつがくカフェを開きます。どうぞお気軽にご参加ください。休憩時にはお飲物をご用意しております。

てつがくカフェとは?

て つがくカフェは、わたしたちが通常当たり前だと思っている事柄からいったん身を引き離し、「そもそもそれって何なのか」といった問いを投げかけ、ゆっくり お茶を飲みながら「対話」をとおして自分自身の考えを逞しくすることの難しさや楽しさを体験していただこうとするものです。

 てつがくカフェ@せんだい http://tetsugaku.masa-mune.jp/
考えるテーブルてつがくカフェ  http://table.smt.jp/?p=4097

「略歴用写真(西村)」20151218 西村高宏 Nishimura Takahiro

福井大学医学部准教授。「てつがくカフェ@せんだい」主宰。専門は臨床哲学。
哲 学以外の研究者や様々な職業従事者と連携し、医療や教育、科学技術、政治、アートなどのうちに潜む哲学的な諸問題を読み解く活動をおこなう。2011年3 月11日以降は、「せんだいメディアテーク」と連携しながら、震災という〈出来事〉を〈対話〉という営みをとおして自分たちのことばで語り直すための 〈場〉を拓いている

 

プロフィール写真(近田)近田真美子 Konda Mamiko

東北福祉大学講師。「てつがくカフェ@せんだい」スタッフ。専門は精神看護学。
精 神科をはじめ外科病棟やICU病棟にて看護師として働いた後、看護教育に携わる。てつがくカフェ@せんだいのスタッフとして主にファシリテーション・グラ フィックを担当している。また、震災後「東日本大震災を〈考える〉ナースの会」を立ち上げ、看護師を対象とした哲学的対話実践の場を拓いている。

 


 小森はるか+瀬尾夏美 Komori Haruka + Seo Natsumi

映 像作家の小森と、画家で作家の瀬尾によるアートデュオ。2011年4月、ふたりで沿岸部のボランティアに訪れたことをきっかけに結成。2012年4月に岩 手県気仙郡住田町へ移住。沿岸の陸前高田市を中心に、移り変わる風景や人びとのことばの記録を続けている。また、記録を未来や遠くの人に受け渡すための表 現について考えながら、多様なアート表現をつくり出している。

ウェブサイト:http://komori-seo.main.jp/

 

小森はるか|映像作家。

1989年静岡県生まれ。東京芸術大学美術学部先端芸術表現科卒業 同大学院修士課程修了。2013年-2014年は高田町の食堂かもんで働いていました。

 

瀬尾夏美|画家、作家。

1988年東京生まれ。東京芸術大学美術学部先端芸術表現科卒業 同大学院修士課程油画専攻修了。2012-2014年度は高田町の大坂写真館にてカメラマン、編集者として働いていました。

 

小森はるか+瀬尾夏美 活動歴

「つくることが生きること」3331 Arts Chiyoda/東京(2012)

「3.11とアーティスト|進行形の記録」水戸芸術館/茨城(2012)

「陸前高田未来作戦会議」陸前高田市内/岩手(2012より)

「まなざしの先に」川口市メディアセブン/埼玉(2013)

「Art Action UK Residency Program」Husk Gallery/ロンドン(2014)

「震災と表現. BOX ART 共有するためのメタファー」リアス・アーク美術館/気仙沼(2014)

「DeptfordX」St Paul’s Church/ロンドン (2014)

「記録と想起-イメージの家を歩く-」せんだいメディアテーク/仙台(2014)

「けせん、たいわ、つむぎ」陸前高田市内/岩手(2014より)

「レコーディングインプログレス」せんだいメディアテーク/仙台(2015)

「Those who go east」white conduit projects/ロンドン(2015)

「Sharing as Caring 4」Heidelberger Kunstverein/ハイデルベルク・ドイツ(2015)

「あたらしい地面/地底のうたを聴く」ギャラリー・ハシモト/東京(2015)