巡回展 波のした、土のうえ(をもう一度歩く)in仙台

2016/01/23 - activity

小森はるか+瀬尾夏美

巡回展 波のした、土のうえ(をもう一度歩く) in仙台

Komori Haruka + Seo Natsumi

Traveling Exhibition
’’under the wave, on the ground’’ in Sendai

 

会期:2016年1月26日(火)- 2月7日(日)※月曜は休館日

時間:11:00-20:00

(初日は16:00スタート、日曜は18:00まで)

会場:Gallery TURNAROUND

入場料:無料(一部イベント有料)

 

会場サイト:http://turn-around.jp/sb/log/eid489.html

住所:仙台市青葉区大手町6-22久光ビル1F
(地下鉄東西線「大町西公園駅」より徒歩4分)

お問い合わせ先:022-398-6413(Gallery TURNAROUND)

巡回展サイト:http://komori-seo.main.jp/namitsuchi


共催:Gallery TURNAROUND、小森はるか+瀬尾夏美

デザイン:浅田大輔、瀬尾夏美

展示設営:酒井耕

記録:一般社団法人NOOK

助成:公益財団法人朝日新聞文化財団、企業メセナ協議会GBfund、公益財団法人野村財団

協力:趙純恵、一般社団法人NOOK、せんだいメディアテーク3がつ11にちをわすれないためにセンター、てつがくカフェ@せんだい

感謝:阿部裕美さん、鈴木正春さん、紺野勝代さん、陸前高田のちっちゃな花菜(はな)畑のみなさま、陸前高田災害FM、佐々木農機、食堂かもん、大坂写真館、佐藤たね屋、陸前高田のみなさま、住田町のみなさま

 

 

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巡回展「波のした、土のうえ」概要

大津波からもうすぐ5 年が経ちます。津波に洗われた東北の沿岸部にも、東京にも関西にも九州にも、どこに暮らす人にも、きっと同じように5 年という時間があったと思います。

私たちは東京の学生だった2011 年4 月に初めて東北の沿岸部を訪れ、地域の人たちに助けられていく体験を通して、「ここで生きている人たちの声を誰かに届けたい」と考えるようになりました。
そこで、時間や距離を越えて声を届けるひとつの方法として、「記録」に向き合い始めます。 2012 年春には岩手県沿岸南部に位置する陸前高田市に拠点を移し、その土地で暮らすことを選びました。私たちはただただ、日々変わっていく風景を目の当たりにしながら、陸前高田の人たちに話を聞かせてもらいながら、およそ5 年間の移り変わりのかたわらに身を置き続けました。

私たちの作品は、この土地と、この土地に生きる人たちの声を拾おうとする一連の行為の集積と言えるかもしれません。同時にそれらが土地の記録の一部となり、声を届ける媒体になろうとする「表現」のひとつの形になるように、と考えています。

本巡回展は2014 年冬にせんだいメディアテークで発表した「波のした、土のうえ」という作品群を、一年の各地への巡回と時間の経過を経た身体でもう一度歩きなおすことで、新たな形の展覧会へと結んでいきます。

一連の巡回展は、訪れる土地で出会う人たちとの対話も目的としており、この仙台展も例外ではありません。声を届けながら、声を受け取っていく。巡回の過程を通して、私たちの展覧会は有機的な運動をともない、更新され、次の土地へと繋がっていきます。

大津波から5 年目のある日に、私たちにとって、いつも「はじまりの土地」である仙台で、あなたと出会えたら幸いです。

2015年1月 小森はるか+瀬尾夏美

 

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関連イベント情報

◾︎オープニングレセプション

2016年1月26日(火)17:00〜

ケータリング:高橋創一さん(気仙沼出身)
参加費1000円/軽食・ドリンク付

 

◾︎トークイベント①

申し込み不要、参加費500円(1ドリンク付き)

2016年1月26日(火)18:00-16:00 

ゲスト:小原真史さん(IZU PHOTO MUSEUM研究員)

司会:清水チナツさん(せんだいメディアテーク学芸員)

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小原真史 Kohara Masashi

1978年愛知県生まれ。映像作家。IZU PHOTO MUSEUM研究員として「荒木経惟写真集展 アラーキー」「宮崎学 自然の鉛筆」展、「小島一郎 北へ、北から」展、「増山たづ子 すべて写真になる日まで」展、「戦争と平和──伝えたかった日本」展などを担当。監督作品に「カメラになった男ー写真家 中平卓馬」がある。「中平卓馬試論」で第10回重森弘淹写真評論賞、「富士幻景」展をはじめとしたIZU PHOTO MUSEUMの活動で第24回「写真の会」賞を受賞。著書に『富士幻景ー近代日本と富士の病』『時の宙づりー生・写真・死』『戦争と平和ー〈報道写真〉が伝えたかった日本』(共著)など。 東京藝術大学・東京工芸大学非常勤講師。

清水さん清水チナツ Shimizu Chinatsu

1983 年福岡県北九州生まれ。せんだいメディアテーク学芸員。大学卒業後、NPO法人Art Institute Kitakyushuに所属し、地元作家の展覧会の企画運営を行う。その後、インディペンデントキュレーター遠藤水城とともにインドネシアのアートシーン 調査、CREAMヨコハマ国際映像祭アシスタントキュレーター、東京・神保町「路地と人」運営メンバーを経て、現職。メディアテークでは、市民(在野の学 習者)とともに展覧会企画制作/メディアセンター運営/フリーペーパーや書籍の編集/対話の場づくり/伝承民話の記録活動にとりくんでいる。NPO remoメンバー。

 

◾︎トークイベント②

2016年2月3日(水)19:00-21:00 

ゲスト:甲斐賢治さん(せんだいメディアテーク 企画・活動支援室 室長)

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甲斐賢治 Kai Kenji

せんだいメディアテーク企画・活動支援室 室長。大阪生まれ。おもに地方行政の文化施策に従事、企画、運営などをおこなうとともに、remo / 記録と表現とメディアのための組織、アートNPOリンクなど、複数のNPOに所属、社会活動としてのアートに取り組む。2010年春より現職。2011年度芸術選奨・芸術振興部門文部科学大臣新人賞。

 

◾︎トークイベント③

2016年2月6日(土)15:00-17:00 

ゲスト:志賀理江子さん(写真家)

司会:清水チナツさん

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志賀理江子 Shiga Rieko

1980 年愛知県生まれ、宮城県在住。2004 年にロンドン芸術大学チェルシーカレッジを卒業。フィールドワークを基に行う写真制作により、シリーズ作品を 展開。写真集に「Lilly」(2008/アートビートパブリッシャーズ)、「CANARY」(2008/赤々舎)螺旋海岸アルバム、ノート(2013年)

 

 

◾︎トークイベント④

2016年2月7日(日)13:00-15:00

ゲスト:小野和子さん(民話採訪者、翻訳者)

司会:清水チナツさん

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小野和子 Ono Kazuko

民話採訪者。1970年から宮城県を中心に東北地方の民話採訪、民話集編纂に従事する。その傍ら、児童書、翻訳書を執筆。後に「みやぎ民話の 会」を設立し代表をつとめ、現在は同会顧問。民話に関する編著書に『長者原老媼夜話』(評論社)、『宮城県の民話ー宮城県文化財調査報告書130集ー』 (宮城県教育委員会刊・調査責任者)、『みちのく民話まんだらー民話のなかの女たちー』(北燈社)、みやぎ民話の会叢書第1集から第14集まで監修。 1993年宮城県児童文化おてんとさん賞受賞。2004年地方教育行政功労者文部科学大臣表彰。2013年宮城県芸術選奨受賞。

 


<せんだいメディアテークでの関連展示>

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小森はるか+瀬尾夏美「空白を訪ねる -そこで出会ったことば-」

会場:せんだいメディアテーク 7f ラウンジ

会期:2015年12月19日(土)-2016年 2月28日(日)

休館日:12月29日(火)ー1月3日(日)、1月28日(木)、2月25日(木)は休み

時間:9:00-22:00

入場料:無料

http://recorder311.smt.jp/information/48981/

 

上映『波のした、土のうえ』

2016年2月28日(日)14:10-15:18

会場:せんだいメディアテーク 7f スタジオシアター

陸前高田の人々の半生と風景の変化を描写した映像作品。各映像の主となる住民と小森、瀬尾の三者共同で制作されている。

*「『星空と路』上映室」の上映プログラムの1つです。

 

シネマてつがくカフェ

テーマ:「映像作品『波のした、土のうえ』から考える」

2016年2月28日(日)15:30-17:30

会場:せんだいメディアテーク 7f スタジオa

ファシリテーター:西村高宏さん
ファシリテーショングラフィック:近田真美子さん

小森+瀬尾作品「波のした、土のうえ」をみなさんとともに鑑賞したあと、対話の場・シネマてつがくカフェを開きます。どうぞお気軽にご参加ください。休憩時にはお飲物をご用意しております。

てつがくカフェとは?

て つがくカフェは、わたしたちが通常当たり前だと思っている事柄からいったん身を引き離し、「そもそもそれって何なのか」といった問いを投げかけ、ゆっくり お茶を飲みながら「対話」をとおして自分自身の考えを逞しくすることの難しさや楽しさを体験していただこうとするものです。

 てつがくカフェ@せんだい http://tetsugaku.masa-mune.jp/
考えるテーブルてつがくカフェ  http://table.smt.jp/?p=4097

「略歴用写真(西村)」20151218 西村高宏 Nishimura Takahiro

福井大学医学部准教授。「てつがくカフェ@せんだい」主宰。専門は臨床哲学。
哲 学以外の研究者や様々な職業従事者と連携し、医療や教育、科学技術、政治、アートなどのうちに潜む哲学的な諸問題を読み解く活動をおこなう。2011年3 月11日以降は、「せんだいメディアテーク」と連携しながら、震災という〈出来事〉を〈対話〉という営みをとおして自分たちのことばで語り直すための 〈場〉を拓いている

 

プロフィール写真(近田)近田真美子 Konda Mamiko

東北福祉大学講師。「てつがくカフェ@せんだい」スタッフ。専門は精神看護学。
精 神科をはじめ外科病棟やICU病棟にて看護師として働いた後、看護教育に携わる。てつがくカフェ@せんだいのスタッフとして主にファシリテーション・グラ フィックを担当している。また、震災後「東日本大震災を〈考える〉ナースの会」を立ち上げ、看護師を対象とした哲学的対話実践の場を拓いている。

 


 小森はるか+瀬尾夏美 Komori Haruka + Seo Natsumi

映 像作家の小森と、画家で作家の瀬尾によるアートデュオ。2011年4月、ふたりで沿岸部のボランティアに訪れたことをきっかけに結成。2012年4月に岩 手県気仙郡住田町へ移住。沿岸の陸前高田市を中心に、移り変わる風景や人びとのことばの記録を続けている。また、記録を未来や遠くの人に受け渡すための表 現について考えながら、多様なアート表現をつくり出している。

ウェブサイト:http://komori-seo.main.jp/

 

小森はるか|映像作家。

1989年静岡県生まれ。東京芸術大学美術学部先端芸術表現科卒業 同大学院修士課程修了。2013年-2014年は高田町の食堂かもんで働いていました。

 

瀬尾夏美|画家、作家。

1988年東京生まれ。東京芸術大学美術学部先端芸術表現科卒業 同大学院修士課程油画専攻修了。2012-2014年度は高田町の大坂写真館にてカメラマン、編集者として働いていました。

 

小森はるか+瀬尾夏美 活動歴

「つくることが生きること」3331 Arts Chiyoda/東京(2012)

「3.11とアーティスト|進行形の記録」水戸芸術館/茨城(2012)

「陸前高田未来作戦会議」陸前高田市内/岩手(2012より)

「まなざしの先に」川口市メディアセブン/埼玉(2013)

「Art Action UK Residency Program」Husk Gallery/ロンドン(2014)

「震災と表現. BOX ART 共有するためのメタファー」リアス・アーク美術館/気仙沼(2014)

「DeptfordX」St Paul’s Church/ロンドン (2014)

「記録と想起-イメージの家を歩く-」せんだいメディアテーク/仙台(2014)

「けせん、たいわ、つむぎ」陸前高田市内/岩手(2014より)

「レコーディングインプログレス」せんだいメディアテーク/仙台(2015)

「Those who go east」white conduit projects/ロンドン(2015)

「Sharing as Caring 4」Heidelberger Kunstverein/ハイデルベルク・ドイツ(2015)

「あたらしい地面/地底のうたを聴く」ギャラリー・ハシモト/東京(2015)